今年度の事業計画について
コザ漫遊国は、5月7日に会議を行い、新たな活動に取り組むことになりましたのでお知らせいたします。
■事業の概略
「コザ文化」は、戦後の沖縄を象徴するキーワードであり、また、沖縄市の地域観光の基盤でもあり、一言では語れない複雑さを持っています。それは、コザというまちを創り上げてきた人たちの、多様な生きざまの中に隠れています。そこでコザ漫遊国は、1人ひとりのコザンチュの生きざまの中に埋もれている歴史を掘り起こし、次世代に「コザ文化」を伝えていく作業に取り組むことにいたしました。
コザ文化を失えば沖縄の戦後すら無かったことになりかねません。そこで、情報が流れ去るブログやフェイスブックではなく、アーカイブとして残せる電子書店の開設を進めたいと思います。ご協力いただけましたら幸いです。
候補システムは、下記から選択する予定です。
DL-MARKET
http://www.dlmarket.jp/manufacturer.php/manufacturers_id/9623
WOOK
http://okinawa.wook.jp/
ブクログのバブー
http://p.booklog.jp/users/shinzato
■初年度の指針
(1)コザ漫遊国ライターズクラブの稼働
ブロガー、フリーライター、その他趣旨に賛同してくれる人など、文章力のある人または、文章が好きな人たちが中心となって電子ブック化を進めていきます。
(2)取材対象者の選定
自主的に作品を発表してくれる人だけでなく、コザの歴史を体現してきた人や店舗を選定して、プロがインタビュー取材し、順次アップロードします。今年度目標10名。
(3)無償、および有償ブックのルール作りとサイトの運営
優良なコンテンツは有料であるとの社会的なルールに則り、かつ、ライターの皆さんの意向を踏まえつつ、無償だけでなく有償ブックの提供を視野に入れて取り組んでいきます。
■事業の遂行体制
コザ漫遊国の議長を鈴木雅子として、新規にライターチームを構成し、地域の皆さんと話し合いながら、コンテンツの精査と掘り起こしを進めていくことになりました。当面はフェイスブック内に会議室を設け、皆様の意見を集約させながら、事業を進めてまいります。
地域コンテンツの掘り起こしとともに、電子ブックサイト「コザ漫遊国書店」を、自己の表現活動の場として活用していだたくことも可能ですので、興味のある方は気軽にお問合わせください。
■参考~コザ漫遊国の経緯
2007年 コザ漫遊国~会員制の情報発信ブログサイトがスタート
2008年 コザショップナビ、イベントナビなどのシステムがスタート
↓ スマートフォンとSNSの親和融合
2011年 SNS時代到来、漫遊国システムを整理、無償制に移行
2012年 コザインフォと連携、コザナビと連携/電子ブック元年
2013年 電子ブック事業のスタート
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